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出産レポート 二女編 [出産]

実は、いろんな理由からもっと早くに出産したかったし
きっと早い(長女は38w3d)と思っていたのですが…

39wに入り、家族も「まだ?」攻撃をするような人たちではなかったのですが
勝手に自分がプレッシャーを感じてしまっていて
なんとなく焦りが…。
焦ってもしょうがないとわかっていても、抑えられないでいました。
陣痛呼びジンクスの「オロナミンC」も少し前から飲んでみたり。
痛みのない張りはあるものの、なかなか来ない。
いつなんだと、毎日そればかり…。

そんな中、10月第一週の週末は、アパート(社宅)の引っ越しがありました。

【2日土曜日】
朝一番で39wの健診へ。
その後、私はほとんど手伝えないけれど、なっちゃんを連れてご挨拶に顔を出したり、
お外でアパートのお友達と遊んだりと
自宅の部屋がある4階までの階段を何度も往復したりはして結構動いていました。
その日は焼肉も食べました(^^;

【3日日曜日】
この日も引き続き引っ越しが。期待したけれど、相変わらず陣痛来ず。
でも、なんか今日はやたら張るなーとは思っていました。
仲良くしていただいた方にご挨拶して、夕方、少しパパの買い物へ。
時々お腹が痛むけれど、便秘気味だし腸の痛みと区別付かず…
もちろん定期的でもないし。
でも、どうもいつもとは違う予感はする。そして体がすごくだるくて疲れる!!

おりものもなんか違って、破水ではなさそうだけど…と思いながら、
買い物の後、義母が赤ちゃんのために用意してくれていた
バスタオルを、入院の時に持っていこうと思って義実家に寄ったら、
なぜかかっぱ寿司に行くことになり、義妹と姪も呼んでみんなでご馳走になりました。
いっぱい食べた~♪そして7時過ぎに帰宅したのですが…

精神的にもなんだか不安定で、
次の週末、パパが泊まりがけでいないことがわかって
そんなの仕方のない事だといつもなら受け止められるのに、
なぜか旦那に八つ当たりして大泣き&久々の喧嘩。
なっちゃんに慰められる始末。やさしくて、また泣けました。

落ち着いてから、お風呂に入って、パパと私で
9時ころなっちゃんを寝かしつけ始めたのですが
…なんかおなか痛い。
枕元に時計も携帯もたまたま置いてなくて、
正確には測れないけど、10分くらいじゃないか…??と思う
9:30には寝付いたので、私は布団から出て
片付けなど始めたけれど、やはり痛みが強まってくる。

トイレに行きたくなり、行ってみると
最近スッキリしなかったお通じがあり
(これも分娩が進むとよくあることらしい。下痢したりも)
同時にわずかだけどおしるしが!!
これは本陣痛っぽいなーと確信し、
パパも起こして、片付けを手伝ってもらう。

着替えて、入院用の鞄と、なっちゃんの着替えなどをまとめた鞄も
改めて確認しながら、義母にメール。
「陣痛かもしれないけど、様子見てまた連絡します」
実母にも「お産になりそうだよー」と電話をしておく。

そのうち、どんどん痛みも強まり、間隔もあっという間に
5分くらいになってきたので、パパが義実家に連絡。
私は痛みが来ると動けないくらいに…!
合間をみて産院にもTEL、近いので、義父母の到着を待って
車で(ホントは歩いた方が近い)義母と、パパと3人で向かう。
義父はなっちゃんに付き添ってもらいました。
(バタバタしてたけど、起きませんでした)

それが23:00頃かな?
痛みが来ると、さすがに動けなくなってきていたので、
病院の入り口で一休み、階段をのぼった二階に行くためひとやすみ…
という感じでスタッフルームへ。
まずは私だけ中に入り、NSTをつける。
はじめは私服のままでもいっかって感じだったけど、
私も早く進みそうな気がしたし、助産師さんも「経産婦さんだしね~」って事で
ショーツも産褥用に履き替え、分娩衣に着替えてから装着。
冷え対策に履いてたレッグウォーマーはそのままでいいですよーとはいたまま。

その日は分娩が立て込んでいるらしくて、
希望の分娩室は埋まっているようだった…(畳の部屋とベッド式のバースルームがある)
実ははじめに通されたのはオペルーム。
ただし、この産院はほとんどの帝王切開は他院にまわされるので、
ここでオペになることは少なく、こういうときは分娩室になるみたい。

30分前後つけてるんだろうなーと大人しく横になっていたのだけど、
あっという間に痛みが強くなってきて、
いきみたいようなキツイ痛みが陣痛が来るたび増してくる。

そしてナースコールを持たされていない私!!ピンチ!!
どこだナースコール!届かないぃいいい!!!!
仕方ないのでうめいてみた。「いたぁああ…」(まだ冷静なので叫べない)
間もなく助産師さんやってくる。

「ごめんねー!よし、バースルームいきましょうか!旦那さん呼んでいいかな?」
あとで知ったのだけど、先にバースルームを使っていた人がなかなか進まなくって、
私に順番が回ってきたみたい。
でなれば、オペルームでお産だったかなぁ(^^;
ちょっと殺風景なんだよねー。


●多分0:00前後。
置いてあったバースボールにとりあえず座ってみてね~って言われ、
おっきなバランスボールのようなボールに乗ってみる。
痛みが結構強くなっていたので、お茶を飲み飲み腰をパパにさすってもらう。
前より「痛い」と思うのは、実際そうだったのか、
甘えられる人がそばにいたからなのか、今でもよくわかりません。
でも痛かったなぁ…初産の方が陣痛の痛みは最後までそれほど強くなかった気がする。

それも長くなく、いよいよ分娩台に上がるけど、
ここはフリースタイルなのでクッションを積んだ所に上半身を乗せ、
腰をしたに下ろした状態で、痛みに合わせていきむように言われる。

そういえば、無理していきみのがしをするようには言われなかったな。

パパの手を強く握り、後ろは助産師さんがサポートしてくれるので、
なんだかとても気持ちは楽。
でも前より声は出してたなぁ。「痛いーーーっ」ってそれだけだけど。

間隔が短くなってきても、合間には一瞬寝て夢まで見る。
(←この自然の体の仕組み、すごいと思う…)

時々お腹にモニターをあてて、赤ちゃんが元気かチェック。
お産の進み方に合わせて、最後の方はちょっとだけ体勢を変えました。
もっと腰を下ろしたんだったかな…

何回いきんだかは定かじゃないけど、途中で破水したのはわかったし
頭が出たあたりの苦しいところも覚えてる。
頭が出た所で、助産師さんが「あー、泣きたそうにしてるよ~!」って言ったのが印象的でした。
その後何度かいきんで体が全て出たのを助産師さんが受け止めてくれて

2010/10/04 01:20、

「誕生!!」
そのまま私の腕の中へ。
四つん這いの姿勢から、まず座り、
そのあと静かに後ろに倒れるように仰向けに寝かされて、
そのままカンガルーケアをしてました。
そのあいだ、オシモの処置。
いつの間に先生来たのかわかりません(笑)
なんか助産師さんが途中で呼んでたような気はするけど。

私の腕の中でさっそくおしっこしてた~!
すぐに抱けるって不思議な感じ。
くしゃくしゃで真っ赤でちいさな顔と手足、
がんばったねえ~って思いました。

分娩衣からパジャマに着替えさせてもらい、
今回も出血が多かったので、点滴に収縮剤をいれられてそのまま分娩室でしばらく過ごす。
ちょっと静かな時間。
少し落ち着いてから、パパが廊下で待機していたばあばを呼びに行って、
ご対面☆
早かったね~って話になる。
お産がなかなか進まないでいた方のお母様と少しお話したみたいで
先生が分娩室に入った時、「お宅じゃないかしら?」って言われたそうです。

義母は少しして、私たちのアパートに戻り(徒歩5分)
寝ているなっちゃんと、待っているじいじと休んでもらいました。
(普段はいつでもどこでもすぐ寝られる義父も、この日は眠れなかったそうです。
嫁の出産が心配でというより、一緒に寝てるなっちゃんが起きて泣かれたら、
一人でどうしよう!?と思ってたそうです・笑)

裸のまましばらくケアし、その後次女は計測ののち、服を来て
戻ってきました。

分娩もたてこんでるので、これからの産婦さんと交代してベッドに移動。
本来は病室に行くのだけど、満床だったのかな…
それに夜勤は看護師さんと助産師さん一人ずつ、
さらにお産ラッシュで手が回らない状態!
スタッフルームの片隅の、カーテンで仕切られた簡易ベッドで横になりました。
(あとで知ったけど、そこは毎日新生児の沐浴と計測をするばしょで、
寝ていたのはソファベッドでした!意外と広くて快適だったけど☆)

パパも帰ってもいいよと言ったものの、
結局明け方までつきそってくれました。
ウトウトするんだけど、私も興奮状態で寝られないし
分娩室から聞こえるうめき声、叫び声…(>_<)キニナル
私も数時間前あんな感じだったのよね!
あと少しだからガンバレーって心の中で応援。

途中で先生が、(部屋もないし、分娩室の目の前なので)
「騒がしくてごめんなさいね」って声をかけてくれたんだけど
旦那が「いや、先生こそ休みなく大変ですよね」って言ったら「いやいや~」って言いながら
サワヤカに去って行かれました。

5時過ぎに、ようやく今晩のお産が落ち着いたみたいで、
カーテン越しに看護師さん&助産師さんのお二人が一息ついてらっしゃいました…
(ご飯食べてたんじゃないかな)
ホントにお疲れ様でした。
お産後の処理と、多分報告書とか書き物も全然進まなかったみたいで
「みんなが来たらアレとかこれとか頼もうね~、あと、外来からこっちに回してもらおう…」
と相談してました。
「○○さん、昨日勤務だと思ってたから呼べないと思ってたのに
シフト表そのまま(前の日?)にしてた!ああぁ~ヘルプに来てもらえばよかったねえ…」
きっと、そのシフト表が今日のものになっていなかったことも、
気付く暇すらなかったんだろうな[たらーっ(汗)]

他にも、自分がこの仕事して初めて一晩でこんなにとりあげたとか、
先生でももしかしたらないかもしれないとか言ってました。
一日ならともかく、一晩(夜勤の時間)で7人。
年末に部屋が足りなくなり、急遽ホールなどを使って入院してもらったことはあったそうですが
今回はその日のうちに部屋には入れたし、私の入院中はうまく回ってたけど、
とにかく一日のお産だけが多かったみたいでした。


朝食はそこで。ちょっと気分悪いかと思ったのに、
おなかペコペコだったので完食。美味しい!

その後尿意はないけどトイレに誘われて、
付き添われて歩きだしてみたものの、廊下に出た所ですぐ歩けなくなる。
また短いのに車いすでベッドへ…
尿意はなくても、膀胱に尿が溜まっていると子宮が下がってこれないそうで、
導尿することに。
全く自覚なかったけど、恥ずかしながらかなり貯まっていたみたい。びっくり。
そりゃ汗もかいたけど、あれだけ口からも飲んで、点滴2本入れられたんだから
水分たまってるよね…





その後、私はスタッフルームの片隅からまたオペルームの小さいベッドへ移動。
この時も立ち上がれず、短い距離なのに座ったまま、
キャスター付きの椅子にのって運ばれる。

2010-10-25昼過ぎに秋田から両親が来る。

狭いベッドに寝ているのが不憫だと思ったらしく、
父が心配していたらしい(^^;
入れ違いで義両親、半休とったパパとなっちゃんが来る。

なっちゃん初対面。
なんかおそるおそる…って感じでした。
緊張してたかなぁ。

私もまだふらついてて記憶があまり…

そんなこんなのうちにようやく、
病室があいて3人部屋へ。
大部屋でもベッドは広いし、
囲まれるのでそんなに不便なし。

すこし立ち上がったりはできるようになる。

もっとぐずるかと思ったのに、
なっちゃん退院中は一度も「ママのとこにいる」
とか「帰らない」とか言わなかったな。

ばあばに「帰ろうか」
って言われれば、そのまま素直に部屋を出て、
私は階段まで見送ったけど、
ママにバイバイして帰って行きました。

あの時は不思議な気持ちだったなぁ…。


次女は入院中からそれほど苦労無く寝て飲んでを繰り返してました。
大部屋の時、明け方に「泣きやまないなぁ~」ということがあって
部屋にいづらかったので抱っこでウロウロお散歩、ということはありましたが
そんなに辛くなかったな。これはもう慣れてるからだったと思う。

いつでも用意されてるハーブティが美味しかった。
それに食事がすごーく美味しかった!(和・洋・中まんべんなく、カフェみたいなメニュー☆)

満足な入院生活でした。
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